身体が喜ばない、食について 2

前回は、小麦 グルテンについて、お話しました。

今日は、カゼインについて、お話いたします。

カゼインは、牛乳やチーズのような、

乳製品に含まれるタンパク質で「リンたんぱく質」と言われます。

私たちの体は、消化酵素で食べ物を消化します。

赤ちゃんにあげる母乳のカゼインは、

β型で、消化酵素をもっているので、消化できますが、

乳製品のカゼインは、

α型で、消化酵素を持っていないので、消化できません。

 

それによって、腸に負担がかかり炎症がおき、繰り返されることで、

腸の目が粗くなりリーキーガットの原因となるのです。

また、グルテンが分解過程で、モルヒネの構造とよく似た、

グルアドーフィンを生成するように、

乳製品もカソモルフィンという、モルヒネ様物質を、つくります。

このカゾモルフィンは、

腸の炎症により出来た細胞の隙間から血液に流出し、血液脳関門を通過します。
その後、

脳神経細胞(シナプス)にあるオピオイド受容体に結合し、モルヒネ様作用をすることで、
乳製品がやめれなくなります。

牛乳

牛乳は、カルシウムとマグネシウムの比が、11対1です。
理想は1対1ですので、バランスが悪く、多飲すると、バランスを崩して
逆にカルシウム不足をおこします。

また、牛乳は酸性食品ですので、

多く採ると、体が中和するほうに働いて、骨や歯からカルシウムを溶け出させてしまいます。
ですから、逆に骨や歯が弱くなって、虫歯や骨粗鬆症になります。

牛乳には5%、糖質が含まれていますが、ほとんどが乳糖で、
日本人は乳糖不耐症が3人に1人だといわれるくらい、多いです。
下痢や不調になるひとは、一度、牛乳をやめてみて、様子をみることをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました