理由なき不機嫌の正体

漢方薬

 

なんか、気持ちが晴れない時ってありますよね~

中医学では、気鬱といって、
気剤という種類の生薬や動物生薬を使います。

気鬱の症状としては、

理由なくイライラ、落ち込む
怒りやすい、ゆううつ感

体質やバックグラウンドにより、
原因は、様々ですが、

天候によって気の巡りが左右されて、
上記のような、症状が出る方がおられます。

どんより曇った日や雨の日は要注意!

低気圧の影響で気血の流れが悪くなります。

それは、低気圧で大気中の酸素量が減るため
呼吸で取り込まれる『気』の量も少なくなるからです。

晴れの日なら笑い飛ばせることも、

「笑る気になれない」

のは、あなたのせいでなく、低気圧の仕業です。

こんな時私は、漢方薬で、気血をめぐらす麝香が主成分の漢方薬を飲みます。

元々、ひどい低血圧なので、麝香がよく効きます(#^.^#)

麝香は,
麝香鹿の雄の腹部にある分泌物を乾燥したもので、
少し温める作用と、中枢興奮作用、強心作用、
抗菌作用、子宮の興奮作用があります。

1991年ワシントン条約で、販売のために殺傷することが禁止されて、
今、残っている麝香はワシントン条約前のものです。
それが、なくなったら、麝香にお目にかかることはないですね

貴重な高貴薬です

また、麝香は、
とても揮発性が高いので
私が、飲んでいる救心製薬の麝香は
冷凍保存されているそうです。

香りや抗菌でも使われていた麝香は
唐時代の記録に、残っていて、
この時代は、麝香や香薬を袋に入れて
衣類に挟んだり、懐に入れたりして、
異臭や口臭をまぎらわしたそうです。

匂い消し、抗菌、漢方・・・

先人の知恵は、素晴らしい♡

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