春は、東洋医学では、
肝の働きと深く関係しています。
肝とは、
現代医学での肝臓の機能も少し入りますが、
それ以外に、
血の貯蔵、コントロール、気の流れ、
解毒、筋肉、爪と関連があります。
どのような、病気も気の働きが悪くなって、
発病していきますが、
肝だけは、肝血虚が原因で発病していきます。
これは、
人は大量の血が必要なので、
血が不足すると、
様々な病気の原因になっていきます。
『女性は、気が有余があっても
血が余ることはない。』
と、中医学では言われますが
それは、女性は毎月月経で血をなくすことと
妊娠や出産によっても血の消費が多いからです。
ですから、
本来女性は、
常に血虚気味だということを
覚えていてほしいです。
月経前後の不調や生理痛も
血虚がベースがあります。
より血虚になる原因としては、
食事の不摂生
胃腸が弱ると血が作りにくくなるため
目の使い過ぎ
目を動かすことで、出血についで、
一番血を消費します。
特にゲーム等で、
目をよく使うときは気をつけてください
大量の発汗
汗は、中医学では津液といって、
血と同類と考えれています
かきすぎると、血を消耗するのと一緒です。
血虚の症状、こむら返りをおこしたりします。
このような上記のことがなくても
春は陽気が上昇して、
血虚の症状がでやすいです。
養生としては、
上記と、
血を補う
にんじん、ほうれん葦、ブロッコリー、
レパー、ピーナッツ、いか、たこ
気を補い「血」を増やす食べ物
いも類、しいたけ、とり肉、牛肉、はちみつ
胃腸のはたらきを整える食べ物
大根、かぶ、山芋、キャベツ、オクラ
肝とつながっている酸の味のもの
例えば、酢の物、梅干し等をを
上手にプラスすると、尚いいです~(^_-)-☆
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